40を手前に腰痛を経験しました・・・

『ピキィッ!』

施術中に鈍い音が聞こえた。。

(やってしまった・・・)

だんだんと痛みが増してくる腰。

子供が産まれて右手で抱っこする癖があり、身体のバランスが崩れていた私の腰は悲鳴をあげた!

最近セルフケアをサボっていたツケが回って来たのを反省しつつ、心のどこかでは色々と試せるチャンスだと思った。

今回の内容は、私が実際に腰痛になってみて感じたことやどのように対処していったか?反省と客観的な意見を交えながら考察していきます。

このブログが私と同じ要因で腰痛を引き起こしている方の役立てればいいなと思います。

腰をやってしまった日からこれ以上ひどくならないように恐る恐る慎重に行動していました。

体は強張って硬直してある一定の痛みよりも痛みが増すことはないものの、この状態では良くもなりません。

次の日に柔道整復師の資格を持っているスタッフに動作チェックをしてもらった結果、お腹の張りが強く出ててそれが原因ではないか?という見解でした。

そのまま15分ぐらい腹部を中心に治療をしてもらうと身体の緊張が取れウソみたいに身体が動くようになりました!

腰の痛みはあります。むしろ施術前よりも痛みを感じるようになっていましたが、痛みにビビって体が硬直することがなく腰の痛みを客観的に眺めることができるようになりました。

施術後に「動くようになってより痛みが出るかもしれない・・・」とアドバイスを頂きました。

案の定。

次の日めちゃくちゃ腰が痛くなりました苦笑

歩くだけでも振動が腰に響き、お家から駅までの道のりが物凄く遠く感じる、、、

施術をしてくださった方は申し訳ないように感じていましたが、『いつか訪れる痛みが今来ただけ』だと伝え、その日は早退しました。

いつもより早めに帰宅した私は仰向けになってお腹周りをさすったり押したりし最後に呼吸を使って腹部の緊張をとっていきました。

すると腰の痛みが和らぎ激痛はおさまりました!

このことに関しては痛みを引き起こしている姿勢があり、その状態では身体が支えられず腰への負担が物凄く強くなります。そしてその姿勢がクセとなり痛みが軽減しても慢性腰痛を引き起こしてしまっている方が沢山います。

程よく身体全体の筋肉が働くことで補い合い、腰への負担を分散させることが出来た状態だと腰の痛みを軽減させることが出来ます。

体全体の筋肉で身体を支えている状態だと腰に痛みは出ないが、支えられていないと腰に痛みが出るような状態が2、3日続いたある日。

施術しているときに・・・

『ブン!!』

とあまり聞きなれない音と共に腰の痛みが増してきた。。

腰痛の再発(涙)

お腹をほぐせば多少は良くなるものの、5分も座っていられない・・・

ヘルニアの疑いもあるため、病院に行ってみてレントゲンをとってみましたが幸いにもヘルニアではありませんでした。

病院から帰ってきて入念にお腹周りや内腿、外腿、アバラ周りをさすって腹式呼吸を使って腹筋に力が自然と入るような姿勢が取れるようになると痛みは和らぎました。

腹式呼吸のセルフケアだけをしていて他の部位の筋緊張が取れていなかったことが再発の原因だと認識し、

朝、晩のセルフケアと患部への湿布をすることで歩行時や座っているだけで腰が痛くなることは2日で無くなりました。

痛みが完全になくなるのは時間がかかるが日常生活で不便を感じることが無くなったのがとても嬉く感じました!

腰を庇って身体が緊張している状態だと本来人間が持っている自然治癒能力が働かないですし、痛みを助長しますので簡単に出来るセルフケアを身につけることを私はオススメします。

ここで腰痛の際に私がやっていた腹式呼吸を使ったセルフケアをご紹介します。

  1. まず始めに正座をした状態でお辞儀をしてみて上体をどれぐらいたおせるか?腰の痛みは出るか?をチェックする。
  2. 次に手をお腹に添えて大きく息を吸う。
  3. お辞儀をしながら息を吐き、優しく手でお腹を押していく。
  4. ある程度息を吐いたら息を止める。
  5. 息を吸わないでまたお辞儀をしながら息を吐き、優しく手でお腹を押していく。
  6. 息を止める。また息を吸わないで吐くというように3〜5の手順を息を吐ききるまで行う。
  7. 吐ききったと思ったところから2、3回「フッ!フッ!」と息を吐いて自然に空気を取り入れながら上体を起こしてため息をつく。
  8. 2〜5の手順を2、3回繰り返す。

このセルフケアをやることで自然とお腹に力が入り、腰が支えられて骨盤が立てられるようになります。

慣れてこれば椅子に座った状態や立った状態でも出来ますので仕事中に腰痛が出る方にもオススメです。

※息を吐きながら手で優しくお腹を押すと腰の痛みが出ずにお辞儀をすることが出来ますが、万が一痛みが強く出たりする場合は別の原因で腰痛を引き起こしている可能性があるため、無理して行わないようにしてくださいね!

以上が私が経験した腰痛と対処法です。

私の場合は腹部の緊張から腰が前に引っ張られて腰痛を引き起こしていたのが主な原因だと考察しています。

腰痛を引き起こす原因は人それぞれ違いますが、今回私が経験したことが誰かの役に立てれば幸いです。